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猫と私と日々のこと 。小さな幸せを見つけ、感謝を忘れずに日々を送りたい。

橋本病と甲状腺機能低下症①

パニック障害の薬を断薬し、副作用もなく軽快な日々を送っていたのもつかの間でした。



2年前の春。ちょうど今頃の季節です。
更年期に突入しており目眩とホットフラッシュの症状がありました。
漢方での治療を始めていたのですが、年齢的にも甲状腺の検査をしておいた方がいいと言われ血液検査をしました。
そこで、橋本病である事が判明し。甲状腺機能低下症になっている事がわかったのです。


全く予測もしていない展開に唖然としました。橋本病がどんな病気なのかさえ知りませんでした。バセドウ病は聞いた事がありましたが…。真逆の症状が出る病気です。


免疫異常による自己免疫疾患。甲状腺ホルモンが不足しさまざまな症状が出てくる。


目眩が酷く、体がだるい。体温が下がり寒がりになりました。運動しても汗が全く出なくなり、そしてとにかく眠いのです。ろれつもまわらなくなり言いたい事が口からスッと出てこない(これが1番心配でした)。物忘れも酷く、コレステロールが激しく上昇。
不調が多過ぎて、更年期で具合が悪いのか、橋本病の症状なのか、もう訳わからなくなってしまい、途方に暮れました。


橋本病と更年期の症状って似てるところが多いんです。

同時期だと、どちらの治療をすればいいのか

判断に困りました。


更年期の症状でお悩みの方は甲状腺の検査もしておいた方が絶対にいいと思います。私は早めに見つけてくれた当時のお医者さまに感謝しています。




お医者さまから、チラーヂン(甲状腺ホルモンの薬)を一生飲み続ける事になると思います。と伝えられた時はショックでしたね。あ〜治る病気じゃないんだ………って。でも、キチンとお薬飲めば日常生活は普通に出来るとわかって少しホッとしました。


自分で甲状腺ホルモンが作れなくなっているので、足りない分を薬で補うしか治療法がないのです。生きていく上で必要不可欠なホルモンです。薬を飲むしかないですね。


チラーヂンの効果が現れるまでは体が辛く2年前の夏は思い出したくもない程です。

家事とパートとにゃんこ達のお世話以外は動けずにソファーに倒れ込んでいました。


チラーヂン25から少しずつ薬を増やしチラーヂン75まで増えた頃やっと不快な症状が消え始めました。



目眩は残っていましたが、体のだるさと眠気が無くなり、言葉もしっかり出るようになりました。足のむくみ、抜け毛もおさまり薬の効果をしっかり感じました。


1年前から甲状腺専門の病院に通院しています。3ヶ月ごとの血液検査と問診です。
前回の血液検査の結果は


TSH→1.18 (基準値0.38~4.31)
T3 →2.2 (基準値2.1~3.8)
T4 →1.35 (基準値0.82~1.63)


全て基準値内です。
この3つの数値で薬の量が変わってきます。
チラーヂン75になって落ち着きました。
出来ればチラーヂン50まで減らしたいと思っていますがなかなか出来ないですね〜。


規則正しい生活。バランスの良い食事。適度な運動と睡眠。気を付けて生活するようになりました。
ただ、この病気になって気圧の変化に弱くなりましたね。あ、くる!ってわかるんです(笑)
そして、頭痛。不調。


来月は検診の月。このご時世、電車に乗って病院に行くの嫌だな………(-_-)
でも、薬は必要だし…。はぁ💨

一生付き合っていかなければいけない橋本病。あまり悪さしないで仲良くして欲しいものです。


そして、ようやく落ち着いてきたと安心したのもつかの間……。今度は地獄のような更年期障害が待っていたのです。いや〜本当に地獄でした。
そして今も戦いは続いています。


長くなったので、またの機会に…。



小さな苗だった、こでまり。ここまで育ちました。


開花時期は過ぎたので白い花を咲かせるのは来年かな…。
頑張って育ってくれてありがとう🎵