ロロとの出会い①
ルルとの出会いを書いたので、ロロとの出会いも残しておこうと思います
暑い夏が訪れ、お墓参りの時期になると、毎年思い出すのがロロとの出会いです
2016年8月14日
とても暑い日だった記憶があります
その日は夫のご先祖様のお墓参りに出掛け
帰宅後私はスポーツクラブで一汗流し買い物をして自転車で帰宅する所でした
高速道路の高架下の道路を通っていると………
ミャオ〜ミャオ〜ミャオ〜
子猫が母猫を読んでいる大きな声が茂みの奥の方から聞こえました
急ブレーキで自転車を止め辺りを見渡しても鳴き声だけで姿は見えず……既に辺りは暗くなっていました
子猫が泣いているのに、知らんぷりで通り過ぎる事は気になりすぎて出来ません。自転車を降り声のする方へ……
暗くて何処にも居るのかわからない。大きな鳴き声のする方向にスマホを向けカシャリ📱
撮れた画像を見てあまりの小ささに驚きました。一目でまだ離乳していない乳飲み子だとわかりました
きっと母猫がお引っ越し中で、今兄弟を運んでる最中よ。そのうち母猫が来て咥えて連れていくに違いない……と願いながら暗闇で様子を見ていました
泣くのを止めない子猫
その小さな体のどこからそんな大きな声が出るのかと思いました
もう30分も母猫を呼ぶ切ない鳴き声……私も涙がポロリ😢
早くお迎えに着てあげて〜〜そう思いながら
おかぁにゃん、来ないね………と本当に小さな声でボソリと呟いたのに、その声に反応して
まだしっかりと歩けないプルプルした足で私の側にヨロヨロしながら寄って来たのです
ここで触ったり、抱き上げたりしては母猫が来た時に人間の臭いのついた子猫は育児放棄して置き去りにされる可能性があり、私は足元の子猫をどうしてあげたらいいのか迷いました
足元にすがり付く子猫
どうしよう……と固まる私
とその時、ヨロヨロと車道の方に向かって歩き始めてしまったのです
危ない!!
このままでは車に引かれてしまう
とっさに子猫を拾い上げました
1度は草村の中に戻したのですが、大きな声で泣きながら私の方へヨロヨロと近寄ってくるのです
もう覚悟を決めました!連れて帰ろう。その後の事はそれから考えればいい
片手に収まる程小さな子猫を拾い上げ、自転車の前かごに入れ、ファスナー付きのカバーを掛け家に連れて帰りました
5分程で家なのにずーーーっと泣き叫ぶ子猫
猫さらいと思われそうな勢いでした
家に着くと夫が何事?と……
説明はあと!と言い段ボールに子猫を入れ動物病院に向かいました
閉まる直前で滑り込み、初期治療をしてもらいました。ノミだらけ。猫風邪で目が塞がりそうになっています。先生はおそらく生後2~3週間くらいかな…と。体重は295㌘。男の子よ。まだ離乳してないからミルクあげてね。飲まなかったらシリンジでね。目薬は1日3回ね
それだけのアドバイス……もう不安しかない
乳飲み子育てた事ないし……(>_<)でもやるしかない。この子には私しか居ないのだから
家に帰り、ロフトにしまい込んでいたルルの旅行用キャリーを出して、泣き叫ぶ子猫をとりあえず入れてミルクを買いにチャリを爆走
もう汗だく💦しかも草むら暗がりで息を殺しじっとしていたので身体中蚊に刺されまくり
泣きっぱなしでお腹空いてるよね。喉も乾いてるよね
キャリー覗いたらおかぁにゃん呼んで泣いてる
小さな体でもう必死
とにかく泣く!泣く!泣く!
哺乳瓶🍼咥えさせても泣いてばかりでイヤイヤするし、シリンジ使ってもイヤイヤ
ガーゼにミルクを染み込ませて口元に垂らすと少しだけ口を動かした。でも少量
とにかくミルク飲んで欲しくて一晩中格闘するも子猫は母猫を呼んで泣いてばかり……
私も泣けてくる😢
連れてきたの間違ってたのかな……
このまま脱水して死んじゃったらどうしよう
不安なまま朝になり、泣きつかれた子猫はもう声が出なくなっていました😭
それでもミルクを嫌がりシリンジも駄目
どうしても助けたい。イヤイヤする子猫を抱き途方にくれ私は近くの保護団体にメールで相談しました
毎日の活動をブログで見ていた保護団体「NPO法人ねこけん」さんです
すぐに電話を頂き、今捕獲の最中ですが夕方には行けます。と。それと300㌘あってミルクを飲まないのなら離乳しているかもしれませんよ。とアドバイスを頂きました。
すぐにロイカナのキトン用ペーストを買いに走り子猫に与えてみると………
なんと!一心不乱に食べるではありませんか
一気に力が抜けました。ホッとして泣きました😭
ミルクは小皿から上手に飲みました
飲んだり食べたり出来るようになると、お尻をトントンして刺激しなくても猫砂を入れたトイレでチッコもウンピもしました
教えてもいないのに……なんて凄いの😱
到着した保護団体の方達から育て方のアドバイスを頂き、子猫を見ながら「この子は大丈夫!元気に育ちます。頑張って!」と力強い言葉を掛けてもらいました
今のロロが元気に大きく育ったのは、ねこけんさんのお陰です。感謝してもしきれないほど感謝しています
まさか既に離乳していたとは……
とにかくよく食べる。食べる
お腹が膨れれば良く眠れます
食べて寝る。また食べて寝る。その姿に安堵しました。でも猫風邪で塞がりかけた目が可哀想でした。イヤイヤする子猫と目薬を差そうと必死な私……
離乳期に有りがちな下痢や便秘もなくスクスクと育っていました
ルルが居るので子猫に付きっきりではいられません。リビングに居ても別部屋に居る子猫が気になって気になって体が2つ欲しいと思いました
ルルは子猫の鳴き声を聞いており、部屋に何かの気配を感じていましたが特に変わった行動もせず普通だったのが救いでした
長くなったので次回に続きます
🐾お立ち寄りありがとうございました😆
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